当園のSDGsへの取り組み・・・達成項目や実施している項目を公表

SDGsとは…Sustainable Development Goalsのこと。略してSDGs。人類がこの地球で暮らし続けていくために、2030年までに達成すべき目標の事です。

持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals: SDGs)として知られる期限を定めた測定可能な17の目標は、「2030アジェンダ」の中核をなす。169のターゲットと230の指標からなり、人間と地球の「やるべきことのリスト」であり、持続可能な未来のための青写真である。開発目標は、持続可能な開発の社会、経済、環境の側面を統合したもので、互いに独立したものではなく、統合された方法で実施されなければならない。

開発目標は普遍的なもので、先進国、開発途上国、また中所得国を問わず、すべての国に適用され、その一方で国家の発展や能力の度合いが考慮される。貧困を終わらせるには経済成長を確立し、教育、保健、社会的保護、雇用の機会など、広範にわたる社会的ニーズに取り組み、それと同時に気候変動や環境保護の問題に取り組む必要があることをSDGsは認識している。2030アジェンダは、アジェンダとその実施は国家の責任であるが、包摂的でなければならないと強調している。成功するには、グローバル、国家、地域、地方のレベルで、すべての人々やステークホルダーによって行動がとられなければならない。SDGsは、好ましい変化を行うためにすべての人を団結させる。

目標1 [貧困]
あらゆる場所あらゆる形態の貧困を終わらせる

当園では、就労の有無に関わらず、お子様をあずけることが出来ます。

目標2 [飢餓]
飢餓を終わらせ、食料安全保障
及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する

作りすぎや食べ残しを減らす。また好き嫌いが無くなるよう献立作りにも工夫しています。

ミニ菜園ひろばにて、夏野菜と秋野菜を育て『食育』の教育へと繋げていきます。

目標3 [保健]
あらゆる年齢のすべての人々の
健康的な生活を確保し、福祉を促進する

学校薬剤師による定期点検(空気、照度、水質、下水)により、園生活が適正に行われているか調査を行っています。

年1回の歯科検診、年2回の内科検診も嘱託医によって実施されています。

目標4 [教育]
すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

保育指針、幼稚園教育要領に基づき、保育・教育を行っています。

目標5 [ジェンダー]
ジェンダー平等を達成し、
すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う

自我の芽生えは3歳頃から。子どもの自主性・多様性を認めます。

目標6 [水・衛生]
すべての人々の水と衛生の利用可能性と
持続可能な管理を確保する

各保育室にそれぞれトイレを完備。災害時にも発電機を使い、トイレの確保がされています。

夏期になると大プール、簡易プール、ミストシャワーを使用します。(こちらも、薬剤師による水質検査を実施しています。)

目標7 [エネルギー]
すべての人々の、安価かつ信頼できる持続可能な近代的なエネルギーへのアクセスを確保する

1日中電気を使用する施設になる為、電気代は高額。しかし、当園では大型太陽光パネルから発電された電気を常に使用し、半分の電力を抑えることが出来ています。

目標8 [経済成長と雇用]
包摂的かつ持続可能な経済成長及びすべての人々の完全かつ生産的な雇用と働きがいのある人間らしい雇用(ディーセント・ワーク)を促進する

保育者の質の向上を図り、また、キャリアアップも目指し研修に励んでいます。

目標9 [インフラ、産業化、イノベーション]
強靭(レジリエント)なインフラ構築、包摂的かつ持続可能な産業化の促進及びイノベーションの推進を図る

これからの時代にはDX戦略。職員1名ずつiPadを支給。登降園管理や連絡帳などICTによる業務簡略化も進めていきます。

目標10 [不平等]
国内及び各国家間の不平等を是正する

生活弱者家庭においても、行政と連携することにより、助成を受けることが出来ます。また、保育料無償化に伴い、不平等や格差を軽減していきます。

目標11 [持続可能な都市]
包摂的で安全かつ強靭(レジリエント)で持続可能な都市及び人間居住を実現する

こどもの森がある千葉県南房総市は少子高齢化エリア。地域の方にも積極的に行事へ参加してもらい、理解を得る。

目標12 [持続可能な消費と生産]
持続可能な消費生産形態を確保する

2019年新設。”人に優しい有機素材”にこだわって設計されています。全木造りではありますが、震度6にも耐える免震があります。

目標13 [気候変動]
気候変動及びその影響を軽減するための緊急対策を講じる

自家発電と自家水路を確保。クリーンエネルギーを使用して気候変動の対策を取っています。

目標14 [海洋資源]
持続可能な開発のために、
海洋・海洋資源を保全し、持続可能な形で利用する

定期的に給食では魚が提供されます。嫌いな子もいますが、魚を食べる事で漁業を守り、また、フードロスカットを促し海洋資源を守ります。

目標15 [陸上資源]
陸域生態系の保護、回復、持続可能な利用の推進、持続可能な森林の経営、砂漠化への対処ならびに土地の劣化の阻止・回復及び生物多様性の損失を阻止する

裏山には沢山の動物が生息しています。CO2削減を図り、持続可能な社会を目指します。

目標16 [平和]
持続可能な開発のための平和で包摂的な社会を促進し、すべての人々に司法へのアクセスを提供し、あらゆるレベルにおいて効果的で説明責任のある包摂的な制度を構築する

情報開示の一環として、当園財務諸表はインターネットに公開されています。(HP情報公開欄を参照)

目標17 [実施手段]
持続可能な開発のための実施手段を強化し、グローバル・パートナーシップを活性化する

専任コーチによる体操教室、グローバル大会優勝経験者によるダンスレッスン、人形劇団など外部パートナーとも連携しています。